地方自治法施行60周年記念シリーズ鳥取版
ふるさと切手の一つで地域ごとの名物や名所を描いた、「地方自治法施行60周年記念シリーズ」。このシリーズの鳥取版は、鳥取と言えばだれもが思い浮かべるであろう鳥取県鳥取市に位置する「鳥取砂丘」の背景が目印です。
切手には、鳥取砂丘と山陰海岸、そして鳥取が産地として有名な二十世紀梨、鳥取に古くから伝わる民俗芸能の麒麟獅子、三徳山三佛寺にある投入堂、鳥取県のシンボルともされている大山が描かれています。
学校も切手になった鳥取県
好きな写真やイラストをいれることができるオリジナルフレーム切手から、「鳥取県鳥取中央育英高等学校創立110周年記念」の切手が2017年に販売されました。背景には校舎や創設者の写真があり、切手にはグラウンドや体育館、校旗の写真、部活動をやっている生徒のイラストなど、学校の特色を描いたオリジナルフレーム切手となっています。
このオリジナルフレーム切手は限られた郵便局でしか手に入れることができず、倉吉市、三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町、南部町、伯耆町の全郵便局、そして鳥取中央郵便局と米子郵便局の全48局で手に入れることができます。
鳥取県は名探偵コナンの出身地
オリジナルフレーム切手は、映画などメディアの宣伝や広告にも使われます。その中の一つが、「名探偵コナンに会えるまち 北栄町」です。切手収集家の間ではアニメを題材にした切手はかなり人気で、収集家同士で高価で取引されることもあるようです。そしてあの大人気アニメの「名探偵コナン」の作者は、実は鳥取県の北栄町出身なのです。そんな北栄町を題材として、主人公コナンのさまざまなイラストが切手となって2017年より販売されています。
このオリジナルフレーム切手は、倉吉市、三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町内の郵便局計30局で販売されました。
名探偵コナンが鳥取のオリジナルフレーム切手になるのはこれが初めてではありません。2016年には、「鳥取砂丘コナン空港」が販売されています。これは、鳥取空港が「鳥取砂丘コナン空港」という愛称で生まれ変わり、そのために作者が描いたイラストが切手になったものです。
このオリジナルフレーム切手は、鳥取市、倉吉市、岩美市、琴浦町、智頭町、北栄町、三朝町、八頭町、湯梨浜町、若桜町にある全郵便局86局で販売されています。