郵便局へ持って行って新しい切手やハガキに交換してもらうという手もありますが、交換には1枚につき5円（10円未満の場合は合計額の半額）の手数料がかかる上、返金や換金は行っていません。
仮に新しい切手と交換しても、一般家庭で手紙やゆうパックを出す頻度はそれほどないでしょうし、使い道があるかわからないものに手数料を払うのはもったいない気がします。
そして何より、古い切手の中には驚くほど希少価値が高いものも存在しますので、下手に交換するよりも売却した方が断然お得なのです。
では、切手を売りたい場合はどこへ持って行けばいいのか？
こちらでは、切手買取を行っているお店の比較とともに、高く売るコツをご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
福岡県内で不要な切手を売る場合、以下の4つが選択肢の候補として挙げられます。
福岡には、福岡市や北九州市などがあります。これらの都市はよく知られているわけです。そんな福岡県では、地方自治法施行６０周年記念シリーズと題した切手が発行されています。この切手は、４７都道府県でも発行されており、記念貨幣の発行に合わせて、自然や観光、文化、歴史などを題材として発行されています。切手は、福岡県の自然の名所をモチーフとしたものとなっており、一目見ただけで多くの人が気に入ってしまうようなデザインが採用されています。
６０周年記念切手は、沖ノ島と宗像（むなかた）大社と金製指輪、朝倉の三連水車、小倉城、柳川の川下り、英彦山神宮の銅鳥居、大濠（おおほり）公園となっています。発行枚数は５００万枚となっており、１シートは４１０円という価格で入手できていました。
小倉城や大濠（おおほり）公園に関しては、北九州市、そして福岡市にあるものです。それ以外の沖ノ島と宗像（むなかた）大社と金製指輪に関しては、国宝・金製指輪をデザインしたものとなっています。朝倉の三連水車は、福岡県の朝倉市にあるという水車のことです。この水車は、１８世紀の後半に作られたものであり、１９９０年には国の史跡に指定されています。かんがい施設遺産にも登録されているものです。柳川の川下りも切手に印刷されています。これは福岡県の柳川市で行われているものなのですが、かつての湿地帯を水はけを良くすることによって水を確保しているのです。そして、そこでは川くだりを楽しむことが出来るというわけです。英彦山神宮の銅鳥居というものについては、重要文化財に指定されるほどのものです。こうしたものが印刷されているわけですが、どれも魅力的なものであるということもあって、思わず現地に行きたくなってしまうほどのものです。販売されたのが古い話にはなりますが、機会があれば是非ともいってみて欲しいものです。
