郵便局へ持って行って新しい切手やハガキに交換してもらうという手もありますが、交換には1枚につき5円（10円未満の場合は合計額の半額）の手数料がかかる上、返金や換金は行っていません。
仮に新しい切手と交換しても、一般家庭で手紙やゆうパックを出す頻度はそれほどないでしょうし、使い道があるかわからないものに手数料を払うのはもったいない気がします。
そして何より、古い切手の中には驚くほど希少価値が高いものも存在しますので、下手に交換するよりも売却した方が断然お得なのです。
では、切手を売りたい場合はどこへ持って行けばいいのか？
こちらでは、切手買取を行っているお店の比較とともに、高く売るコツをご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
鹿児島県内で不要な切手を売る場合、以下の4つが選択肢の候補として挙げられます。
鹿児島と言って思い浮かべる偉人は、犬を連れている石像でも有名な西郷さんでしょう。鹿児島県では「西郷どん」と呼ばれて、地元の人々に親しまれています。この西郷どんが切手になっています。明治維新150周年を記念に作成したもので、切手のデザインは維新ゆかりの鹿児島県内の観光地が描かれています。桜島を背景にした鹿児島市街地や、菜の花と開聞岳、出水平野のツルなどの写真がデザインされているのですが、その写真の横にイラストの西郷どんがかわいく収まっています。大久保利通のキャラクターも登場しています。82円切手が10枚つづりで1シートが1300円です。鹿児島市や霧島市など、鹿児島県の全郵便局で販売しています。鹿児島県の自然豊かな風景と可愛いキャラクターが描かれた切手はコレクションする人も多くいます。
薩長同盟を終結して2016年で150周年を迎えました。それを記念して薩長同盟の切手が作られました。薩長同盟切手は、西郷隆盛や木戸孝允、仲介役となった坂本龍馬など同盟結合に力を尽くした人物らの肖像画や写真を使って切手です。82円切手が10枚つづりで、1シート1300円で鹿児島県や山口県の郵便局で販売されました。木戸孝允が薩長同盟の内容について記した手紙に坂本龍馬が朱書きした裏書も切手にデザインになっています。これは貴重な文献ですから、かなり貴重な切手であると言えるでしょう。
長崎県新上五島町にあるレンガ造りの教会が、切手になっています。国の重要文化財の青砂ヶ浦教会と頭ヶ島教会をはじめ、海上からしか見えないキリシタン洞窟やキリスト像などが切手のデザインになっています。80円切手が10枚つづりで1200円です。鹿児島県、大分県、長崎県などの郵便局で販売されました。
