郵便局へ持って行って新しい切手やハガキに交換してもらうという手もありますが、交換には1枚につき5円（10円未満の場合は合計額の半額）の手数料がかかる上、返金や換金は行っていません。
仮に新しい切手と交換しても、一般家庭で手紙やゆうパックを出す頻度はそれほどないでしょうし、使い道があるかわからないものに手数料を払うのはもったいない気がします。
そして何より、古い切手の中には驚くほど希少価値が高いものも存在しますので、下手に交換するよりも売却した方が断然お得なのです。
では、切手を売りたい場合はどこへ持って行けばいいのか？
こちらでは、切手買取を行っているお店の比較とともに、高く売るコツをご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
岩手県内で不要な切手を売る場合、以下の4つが選択肢の候補として挙げられます。
岩手県盛岡では盛岡さんさ踊りが開催されます。これを記念して販売される記念切手シート。2017年には40回記念として販売されました。1シートあたり82円切手が10枚セットになっていますが、シート単位での販売になっていますので個別での購入はできません。
さんさ踊り子を懸命に踊る方々の表情をしっかりと収めているほか、オリジナルキャラクターも記念として収められていますよ。切手シートには沢山の観客がいる場面も映し出されており、盛岡さんさ踊りがいかに人気を集めているのかがわかるようになっています。盛岡さんさ踊りでは複数人のミス太鼓が選出されますが、メインのオリジナルシートはこの方々の写真がシートのメインデザインになっています。
岩手駐屯地は2017年に60周年創設を記念して切手シートの販売を行っています。82円切手が10枚1シートになっており、駐屯地の写真だけではなく練習風景や駐屯地で行われている各種イベントもシートの1シーンに用いられていますよ。
また訓練中に雪の中を歩く姿や、大きくてとても迫力のある車両等も記念の一コマに収められています。特に岩手駐屯地で行われる舞台でのイベントについては音楽の演奏や和太鼓と言った内容がそのまま切手に収められているため、足を運ぶのが難しかった方でも記念切手シートから雰囲気を把握することができるでしょう。
名勝指定90周年記念は岩手で記念切手の発売を記念して贈呈式を開催しました。贈呈式は一関市役所になっており、切手シートは郵便局のネットショップから購入することが可能になっています。こちらは大船渡線の開業90周年を記念する切手シートになっており、日本名勝としても知られている岩手、東山の猊鼻渓がメインのモチーフになっています。猊鼻渓の美しい四季の表情が一コマ一コマに収められています。
