切手を高く売るコツとは？
なるべく高価買取してもらうために、必ず実行しておくポイントが４つあります。
これを行うか行わないかで査定額に明確な差が出ますので、売る前に是非チェックしてみてください。
- ①総額面がいくらか調べておく
- 売却する前に必ず、手持ちの総額面がいくらになるのか調べておきましょう。お店によって査定ポイントや買取レート、在庫の状態は変わってくるので、場合によっては総額面の半額以下になってしまうことがあります。
この時、総額面を知っていればキャンセルできますが、知らないとみすみす安価で売却する羽目になるので、枚数が多いと面倒でしょうか一枚毎の額面を把握しておきましょう。
尚、額面がわからない場合は、日本郵趣出版が刊行している「さくら日本切手カタログ」を参考にすると良いです。
ここには日本最初の切手が発行された1871年から歴代の切手全種類の情報が掲載されていますので、1冊あれば手持ち全ての名前や評価額を調べられる優れ物です。
ただし、ここに掲載されている評価額は最も状態の良い美品の販売額であって、買取額ではありませんのでご注意を。
- ②額面や枚数ごとに仕分けておく
- これもバラ切手が大量にある場合は大変ですが、査定に出す前にきちんと仕分けしておくことで査定員の手間が省けて、買取額が高くなることもあります。
お店によっては仕分けの必要がないと謳っている所もありますが、どれを売ったか把握しておくためにも、予め仕分けておいたほうが良いでしょう。
- ③綺麗に保管する
- 中古品を売る場合は状態が良いか悪いかで買取額に圧倒的な差が生まれます。
当然綺麗な状態の方が買い手も付きやすいので、仕分けをした後は専用のストックブックに入れておくことをおすすめします。
また、ジップロックやタッパー、100円ショップのクリアホルダーを使えば安く済ませられて便利です。
切手は紙でできているので水分や日光は大敵です。焼けやシミの原因にならないよう、必ず密封して日の当たらない場所で保管しましょう。
この時縦に保管すると中でヨレて折れの原因になることもあるので、横にして積み重ねた方が安心です。
- ④複数の業者に査定を依頼する
- 最後に、一社だけでなく複数の業者に査定を出しましょう。前述の通り、お店毎に査定ポイントは変わってきますので、複数の業者に依頼して一番高い金額を提示してくれたお店に売るようにしましょう。
特に大手の買取専門店は、切手商や愛好家への流通経路を独自に開拓しているため、在庫過多で金額が引かれる心配もありません。
このように、上記のポイント４つは少々手間がかかりますが、これを行うことによって思いがけないほど高価で買い取ってもらえる可能性があるのです。
とはいえ、①～③までは自宅で行えますが、④の複数の業者に査定してもらうのは中々面倒ですよね。
近頃は街の切手商もどんどん廃業しているので、お店をあちこち探し回るのだけでも大変です。そのため、こちらではインターネットから無料査定ができる評判の良いお店をセレクトしました。
口コミランキングで常に上位を占めているお店ばかりですので、その評判はお墨付きです。是非一度チェックしてみてください。
郵便局へ持って行って新しい切手やハガキに交換してもらうという手もありますが、交換には1枚につき5円（10円未満の場合は合計額の半額）の手数料がかかる上、返金や換金は行っていません。
