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切手趣味週間を高く売るコツとは?

切手趣味週間とは、郵政記念日である4月20日を含む1週間に発行される記念切手シリーズのことで、1947(昭和22)年に逓信省から切手収集の趣味の普及を図るために施行されました。
現在も毎年発行されており、菱川師宣の「見返り美人」や、歌川広重の「月に雁」といった日本画がデザインされたものが多く、それらは今も人気の高いシリーズとなっています。
買取価格で言えば、上記の「見返り美人」や「月に雁」にはプレミアが付いており、これらは単片でも高価買取されますが、反面プレミアが付いていない物や最近発行された物に関しては額面と同程度の買取となっています。
さらに年々切手収集家が減少しているので、現在プレミアが付いている切手でもいつ価格が下落するかわかりません。
そのため、価値が高い切手趣味週間は、高価買取の対象となっている『今』売却するのが最も高く売るコツと言えます。
今後切手収集家が増える見込みは少ないですし、長期間保存していれば劣化することもあるので、いざ売ろうとした時に価格の下落+劣化で安くなってしまわないよう、高価買取されているうちに切手買取専門店で査定してもらうと良いでしょう。


切手趣味週間の買取相場とは?

切手は通常、古い物ほど高価買取される傾向があり、切手趣味週間も同じく発行年度が古い物ほど価値が高くなっています。
それに加えて切手趣味週間は特徴的な切手のため、発行枚数が少なかったり、海外でも人気のある図柄だったりするとそれに比例して買取相場も高くなります。
また、プレミアが付いている物はシート状だとさらに高額になりますので、買取の際は切り離さず専用のシートブックやクリアホルダーに保管して状態を保っておきましょう。
そして、切手趣味週間のようなサイズが大きくて図柄も特殊な切手はビジネスで使いにくいため、金券ショップへ持ち込んでも額面以上で買い取られることはありません。
そのため、切手趣味週間を売却する際は必ず、希少価値やニーズから価格を決定する切手買取専門店へ査定してもらいましょう。

切手趣味週間の豆知識

高価買取の対象となっている切手趣味週間とは?

初期の切手趣味週間の発行年度は、1956年から1960年頃にかけて起こった切手収集ブームに近いこともあってか、ブームの影響で増刷された切手に関しては希少価値が付いていません。
切手に限らず、希少価値というのは世間に出回っている数が少ないからこそ付くものです。なので、大量に増刷されて簡単に手に入るようになった切手には価値が付いておらず、買取額は額面と同程度ぐらいに留まっています。
しかし、ブームより前に発行された物や、発行枚数が多くても海外で人気のある図柄に関しては高く買い取ってもらえますので、お手持ちの切手はいくらになるのか?下記の内容を参考にして、一度査定に出してみてください。

山下白雨
山下白雨は切手趣味週間の記念すべき第1回目となる切手で、かの有名な浮世絵師葛飾北斎が描いた「富嶽三十六景・山下白雨」の図柄が描かれています。
1円切手5枚が組み合わさった小型シートとなっており、青色の単色刷りで裏糊が無く、シートの見出しに大きく「切手趣味の週間記念」と記載されているのが特徴です。
1947年11月1日から300万枚ほど発行されましたが、当時は今ひとつ人気が出なかったために大量の在庫を抱えてしまったそうです。
そんな山下白雨は美品の状態だと1枚辺り300~500円ですが、この切手の場合は発行時期によってインクの濃さに違いが出ており、濃青であるほど価値が高くなっています。
見返り美人
切手趣味週間といえばコレ!と言えるほど有名な「見返り美人」は、1948年に第2回目として発行された5円切手です。
今でも非常に人気があり、切手趣味週間シリーズの代表格とされるこの切手は、江戸時代の浮世絵師である菱川師宣が描いた「見返り美人」が図柄に採用されており、縦67mm、横30mmという縦長の大きなサイズが特徴となっています。
浮世絵がデザインされた切手というのは当時珍しく、また美しい図柄であったことから国内のみならず海外からの人気も高く、切手収集ブームの頃はかなりの金額で取引されていたそうです。
そしてあまりの人気の高さから、見返り美人を貼って郵送すると途中で切手だけ剥がされてしまい、手紙が届かなくなるという事態も起こっていたそうです。
ちなみに見返り美人の発行枚数は150万枚ほどなので、そこまで少ないという訳ではありませんが、今でも買い手が多いことからプレミア価格が付いているという珍しいケースでもあります。
現在は以前と比較すると相場が下がっていますが、それでも単片で約3,000円、5枚綴りのシート状だと15,000円ぐらいの価格になりますので、ブームの頃必死で手に入れたという方は、経年劣化で価値が下がってしまわないうちに売却するのがおすすめです。
月に雁
月に雁は1949年に第3回目として発行された切手で、見返り美人と同じく縦67mm、横30mmの大きなサイズが特徴です。
額面は5円で、江戸時代の浮世絵師歌川広重が描いた「月に雁」が図柄に採用されており、見返り美人以上に人気の高い切手となっています。
また、発行してすぐに完売してしまったことから希少価値が高く、現在では見返り美人よりも高値で取引される傾向にあります。
こちらも以前よりは相場が下がっていますが、それでも単片で約5,000円、5枚綴りのシート状だと25,000円前後での高価買取が期待できます。
法隆寺観音菩薩像
法隆寺観音菩薩像は1954年に第4回目として発行されており、法隆寺の観音菩薩像の図柄が描かれた10円切手10枚が綴られた小型シートとなっています。
ちなみにこちらの切手は郵政省から発行が行われず、全日本郵趣連盟から急遽発行されることになったため、第2次動物国宝切手シリーズで使用した観音菩薩像の図柄をそのまま採用し、切手趣味週間シリーズとして発行されました。
当然そんな状態だったため大量に発行することは難しく、数が限定されて5万枚、後に増刷された分を合わせても6万枚しか発行されませんでした。
この枚数の少なさから販売制限が設けられて入手困難となったために、現在でも希少価値が高く、平均10,000円前後、美品であれば20,000円前後のプレミア価格が付いています。
ビードロを吹く娘
ビードロを吹く娘は1955年に第5回目として発行された切手で、額面は10円、美人画で有名な浮世絵師喜多川歌麿が描いた「ビードロを吹く娘」(別名ポッピンを吹く女)が図柄に採用されています。
こちらは発行枚数がおよそ550万枚と多く、また現存している数も多いためそこまでプレミアは付いていませんが、海外での人気が高いので、国内よりも海外のコレクター向けに買い取られる傾向があります。
買取価格については単片だと100円程度ですが、シートであれば一気に価値が上がって1,500円前後になりますので、シートでお持ちの場合は切り離さないようにしましょう。
市川蝦蔵(市川えび蔵)
市川蝦蔵は1956年に第6回目として発行された切手で、こちらも額面は10円、浮世絵師の東洲斎写楽が描いた「市川蝦蔵」が図柄に採用されています。
この「市川蝦蔵」とは、江戸時代中期に活躍した歌舞伎役者の市川蝦蔵がモデルとして描かれており、日本人なら誰でも見たことがある代表的な浮世絵です。
そんな市川蝦蔵切手ですが、この頃は切手趣味週間が定着してきたこともあり、発行枚数はおよそ550万枚、現存している数も多いためそこまでプレミアは付いていません。
しかし、写楽の浮世絵自体が海外で人気があるため、この切手も海外コレクターから注目を浴びて価値が高くなっています。
買取価格は単片だと150~200円程ですが、10枚シートで状態が良ければ2,500円前後の価格まで上がります。
まりつき
まりつきは切手収集ブーム真っ只中の1957年に、第7回目として発行された切手です。
浮世絵師の鈴木春信が描いた「まりつき」が図柄に採用されており、額面10円の10枚綴りシートとなっています。
前述の通りこの切手が発行された時期はちょうど切手収集ブームが起こっていたため、初回に発行された800万枚はすぐに完売してしまい、急遽50万枚を増刷して最終的には850万枚が発行されました。
そしてこの売れ行きと混乱に困った郵政省は、次々と切手を増刷していきます。その結果市場に多く出回ることとなり、当時希少だった切手もどんどん価値が下がり最終的にはブームが終焉してしまいました。
そんな時代背景の中にあるこの切手も、現在では価値が下がって1枚辺り約80円の価格になっていますが、初回発行のシートで美品の場合は査定額が上がるかもしれません。

希少価値の高い切手趣味週間は、切手買取専門店で査定してもらいましょう
このように、初期の切手趣味週間シリーズは切手収集ブームが起こっていた時期と近いため、当時は郵便局の長蛇の列に並んで何時間もかけて手に入れていたという人は多いのではないでしょうか。

そんな風に苦労した思い出の詰まった切手なのですから、処分の際は少しでも高く売りたいですよね。

なので、切手趣味週間シリーズを売る時は必ず、その切手の価値を見てくれる切手買取専門店で査定してもらいましょう。

また、切手収集ブームは終焉してしまいましたが、それでも切手趣味週間シリーズには国内・海外問わずファンが多いので、思わぬ高価買取に繋がることもあります。

切手の価値は今後どんどん下がっていくことが予想されますので、手放すと決めた際はすぐに無料査定に出すことをおすすめします。